きなこがお空に帰って半年が過ぎました。当時は泣いてばかりの毎日で猫の写真を見ることさえできませんでしたが、ようやく「なつかしい」と思えるまでになりました。
今、まさにペットロスで悲しい思いをしている方は、
- いつまでこの苦しみが続くんだろう…
- 毎日泣いてばかり…
- 亡くなった猫に会いたい…
とため息をついていることでしょうね。
今回は、私の体験談を交えなから、
- 「愛猫を亡くしてから6ヶ月目の私の心境」
- 「悲しみを癒やすためのアイデア」
をご紹介します。
「まだそんな気分になれない…」という方は心が落ち着いたらゆっくり読んでください。猫を亡くした悲しみから救ってくれるのは、やっぱり猫だったということに気づくでしょう。

元気出して…!
愛猫を亡くしてから6ヶ月目の心境

当時は、仕事で体調を壊した最中での「愛猫の死」ですから、このまま入院でもするのではないかというくらい落ち込みました。
最初の1週間くらいはほとんど布団の中で過ごしたものの、その後は少しづつ落ち着きを取り戻し、悲しみを乗り越えるために毎日のルーティーンを決めて過ごしてきました。
その中でも「庭に花木を植える」ことが意外と楽しくて夏の間は気を紛らわすことができました。また、このブログを再開したことが「生きがい」となり、やっと暗いトンネルから出てきた感じがしています。
でも今だに、スーパーのペットフード売り場の前を通れません。
亡くなる3週間くらいからは何も食べられなかったのですが、ウエットフードを「ペロっ」と一口なめようものなら、同じ商品をダッシュで買いにいっていた思い出がよみがえるからです。
Twitterの猫友達が4年前に死んだ子に対して「今でも帰ってきてほしい、辛いよ」と言ってましたから、そういうものだと思って辛抱しています。
悲しみを癒やすためのアイデア
この半年間の心境を振り返ってみると一日中何かしら猫と関わっていたように思います。
私にとって猫がいない暮らしは考えられないし、つくづく猫に助けらているなって思えた半年間でした。ちなみにまだ新しい猫との出会いはありません。
ここからは、私がこの半年間で感じた「悲しみを癒やすためのアイデア」についてご紹介しますね。
本物そっくりのぬいぐるみを買う
そもそも動物は人間を癒やす力を持っていると言われています。
最近では猫と一緒に入れる介護施設も増えているそうですが、実際に心臓病で亡くなる方が少なくなったり医療費が減るなどのデータも出ているそうですよ。
- 事情で飼えない
- 高齢でもう飼うのは止めようと思っている
- 悲しみの真っ只中で、まだその気になれない
という方には「リアルでふわふわした本物そっくりのぬいぐるみ」はいかがでしょうか。思わず抱きしめたくなりますよ。



猫の動画を見る
猫の動画を見ると、思い出してちょっと悲しくなったりもするけど、ニヤついている自分にも気がつきます。
写真と違って猫の声が聞けるので何だか呼ばれた気がするんですよね。
私が大好きで毎日見ている動画をご紹介しますね。元々野良でしたがだんだん懐いて今ではすっかり家猫状態!
猫のゲームをする
もう一つ私がハマっているのが、スマホで遊べる猫ゲームです。最近のスマホは本当に画像が綺麗だし、「ニャ~」という猫の声もリアルで猫がそばにいるみたいですよ。
また、病院の待ち時間とかバスでの移動中に遊ぶと、時間があっという間に過ぎて良いですよ。
今一番のお気に入りゲームは「おじ猫パズル」。「一人ぼっちのおじさまと愛されたことのなかった猫」との物語を進めながらの「パズルゲーム」です。
パズルゲームは脳トレにもなるし、一瞬悲しさを忘れます。
▼いろいろやりました…
猫カフェに行く
コロナでなかなか外出しずらいですが、猫カフェに行くのもおすすめです。このモフモフ感、なつかしいな~って思います。
カフェまでの移動には気を使いますが、お店の中は静かだし消毒もされていますので個人的には行きたい場所の一つです。




猫の映画や本を読む
心を落ち着けるには本を読むのが一番です。
最近は猫ブームにあやかり、猫の映画や本もたくさん出回っていますね。
私は岩合さんの写真集が大好きで我が家の宝物になっていますし、映画もわざわざ映画館にいかなくてもスマホで見られるので、ゴロゴロしながら見ています。
猫の映画って可愛いだけじゃなくて、いつも感動させられるので心の洗濯にはもってこいですよね。
ペットロスから立ち直るには、「泣く」ことでストレスホルモンを外に出すのが良いそうですよ。でもどうせなくなら「感動の涙」がいいですよね。
SNSで猫の話題を見つける
SNSで猫の話題を探すのもおすすめです。私がよく見ているはTwitterですが、どのおうちの子も本当に可愛いし、今や最新の猫情報はSNSから発信されますからね。
また、自分と同じようにペットロスで辛い日々を送っている人もたくさんいて、「辛いのは自分だけじゃないんだな」って思えます。
それに、最近の猫たちは芸達者ですから笑わせてくれるんですよ!
お散歩しながら野良猫を探す

2月も過ぎると本州は春の兆しが感じられますよね。暖かい日の午後、買い物ついでに猫を探しにいきませんか。
「おお!お前元気だったか?」って野良猫たちに出会えるといいですね。こちら北海道は、なかなか野良に出会えないのでちょっと淋しいです。
私、個人的には野良猫大好きなんですよ。だって猫の本能を失っていないし、「生きざま」が顔にでてるじゃないですか。
鼻にケンカの傷があるとか本当は白猫のに汚れてグレーになっているとか、そんな素朴な猫が大好きです。
「お前たちもがんばってるんだな…」なんて思うし、ひょっとして「あの子の生まれ変わり!?」と思うほどそっくりな猫と出会うかもしれませんよ。
猫ブログを作る
個人的におすすめしたいのは猫ブログを作ることです。なぜなら、私もそうであったように愛猫がこの世にいた証をブログに残すという「生きがい」が出来たからです。
「ブログ」ってそれほど難しくはありませんが、もちろん勉強も必要です。画像の編集の仕方を覚えたりプログラミングの真似事をするなど、普通では覚えられないことをいっぱい出来るようになりますよ。
新しい猫を迎える

猫好きの宿命として「猫との暮らし」から離れることはなかなか出来ませんよね。我が家にもいつの日か「二代目きなこ」が来るんだろうなって思っています。
「ペットロスから立ち直るには猫を飼うのが一番」という節もあります。すぐに新しい子を飼った方に聞くと、「それが良いことか悩んだけど、辛くてそうするしかなかった..」とおっしゃっています。
私が思うに、前の子に遠慮したり罪悪感を感じることはないと思うんです。もう一度猫を飼いたいと思うのは亡くなった子との暮らしがそれだけ幸せだったってことだからです。
つまり、死んだ猫も幸せだったってことですよね!
最後に/まとめ
今回は、「愛猫の死から立ち直れない私を救ってくれたのはやっぱり猫だった」というテーマで、私が「愛猫を亡くしてから6ヶ月目の心境」と「悲しみを癒やすためのアイデア」についてご紹介しました。
猫を亡くした悲しみを知っている方は、「もう二度と猫は飼うまい」と思う方が多いそうです。
でもそれを聞いたあの子はどう思うのでしょうか。「自分のせいでおかんが泣いている」って思ったら可哀想じゃないですか?
「お前のおかげで楽しかったよ」「今度生まれかわってもうちに来てね」って言ってあげましょうよ!
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