きなこが亡くなって約5ヶ月がたちましたが、相変わらず遺骨に向かって話しかけています。
でもふっと、
- いつまでこのままにしておいていいのかな?
- もしかして成仏できない?
- 骨にカビがはえたりしない?
って気になってるんですよね。
今回は私を含めみなさんが、猫の死を受け入れて前向きに生きていくために、「遺骨の正しい供養の仕方」や「猫の骨壷の正しい処分方法」について、プロの意見も交えてご紹介しますね。
まだ当分手元に置いておくという方も、将来の参考にしていただければ幸いです。
遺骨は納骨しないと成仏できない?
結論から言うと、納骨しないからといって成仏できないということはありません。なぜなら、そもそも「成仏」という概念がはっきりしないからです。
しかし、成仏の意味が「飼主と猫がしっかりお別れをする」ととらえるなら、49日、百か日、1周忌などタイミングを見計らって納骨をするのも良いかもしれませんね。
遺骨の正しい供養の仕方は?
手元供養
実は、3割の方が遺骨をすぐに処分せず「手元供養」されています。骨の保管状態さえよければ一生手元に置いておいたとしても、とがめれるものではありません。
ただし、遺骨は乾燥しているため湿気に弱く、カビが発生する可能性があるので注意が必要です。
- 湿度の高いところに置かない
- 陶器と蓋の間をテープで貼り隙間を埋めておく
- シリカゲルをいれておく
万が一カビが生えてしまったら天日干しか再火葬という方法がありますが、手間を考えると、やはりタイミングを見計らって納骨してあげたほうが良いですね。
ペットの共同墓地へ埋葬する
全国にあるペット霊園には、ほとんど共同墓地が設けられています。景色の良い小高い丘にあったり周りも木々に囲まれて、ペットたちはのんびりお散歩したりお昼寝したりできるでしょう。
費用は埋葬する場所によって1万円~5万円と幅がありますが、基本的に永代供養ですし、いつでもお参りに行けるので安心です。
また数は少ないですが、人間と同じようなペット専用の個別墓地を設けているペット霊園やお寺もあります。費用は10~30万円程度で別途、年間管理料もかかります。
散骨する
最近人気なのが、骨を粉状にして散骨する方法です。
散骨する場所は、自宅の庭であったり花のプランター、お散歩コースだった木々の下など思い出の場所に砕いた遺骨を蒔いてあげるのです。
粉状にすると、量が1/3程に減るので扱いやすくなります。
遺骨は自宅でも「乳鉢」でつぶして簡単にパウダー状にできますが、骨壷を開けて取り出して..というのが抵抗があれば専門業者に頼むのも一つの方法です。
散骨の季節は、木々が芽吹き何となく気持ちも晴れる、3~4月が良いでしょう。
最近はペット火葬社のサービスとして、海に散骨するというサービスもあるようですよ。
▼ このお店は「海洋散骨」もやっている数少ない業者さんです。
土葬する
もっとも一般的なのが、自宅の庭などに骨を埋めることです。土に帰るまで5~10年かかると言われていますが一番自然な方法でしょう。
ただし、埋め方が浅いと野生動物などに掘り起こされてしまう可能性もあるので、できれば粉末にして埋めるのが良いそうです。
埋めたところには、このような置物を置いてあげたら可愛いし目印になるのでおすすめです。
また骨を少しだけ残して、ペンダントにいれて自分の身近に置いておくというのもいいアイデアですね。
自分のお墓に入れる
最近は、「ペットと一緒にお墓に入りたい」という方が増えているそうです。
法律上問題はありませんが、今のところ公的な霊園では認めていないので、民営の霊園で検討することになります。
ただし、先祖代々のお墓であればお墓に入るのは自分だけではありませんから、親戚などから反対される可能性もありますよね。
「どうしても…」と思うのであれば、前向きな「終活」として家族に伝えて霊園を探しておくのがよいでしょう。
▼ペットと一緒に入れるお墓はこちらから検索できますよ。
猫の骨壷の正しい処分方法
空っぽになった骨壷も処分に困りますよね。
自治体のルールに従って処分しても何ら問題はありませんが、ちょっと気が引けるという方は、お焚き上げするとか、ペットの遺品業者に依頼する方法もあります。
とはいえ、今まで毎日見たきた骨壷が急に無くなってしまうのは淋しいですよね。
おすすめの方法は、手のひらサイズの骨壷をリビングの小物としてさりげなく置き、インテリアとして飾っておく方法です。
骨壷カバーや敷きものなどは手作りしたり、お花を飾って「思い出ブース」を作るのもいいですね。
最後に/まとめ
今回は、【愛猫を成仏させたい】遺骨を納骨しないと成仏できない?と題してご紹介しました。
遺骨を処分しないと成仏できない? 納骨しないからといって成仏できないということはありません。
遺骨の正しい供養の仕方は? ・手元供養 ・ペットの共同墓地へ埋葬する ・散骨する ・遺骨を土葬する ・自分のお墓に入れる
骨壷の正しい処分方法 ・ペット遺品業者に依頼する ・お焚き上げする ・自治体のルールに従って処理する
そもそも、死んだあの子はどうしてほしいと思ってるのだろう….ずっとここに置いといて!って言うのかしら。
遺影に向かって聞いてみました。
ねえねえ、きなこさん。どうしたらいいと思う?
どこでもいいけど、お花や鳥さんが見えるところがいいかにゃ~
そうだよね。あ~だめだ。もうしばらくこのままにしよう。
でも、来年きなこが死んだ時に満開だった「ひまわり」が咲いたら、その下に埋めてあげようかな。それができた時が本当のお別れなのかもしれません。
コメント
ご無沙汰してます、りんごのおかんだよ。
きなちゃんは昨年お空に帰ったのね😢
うちのりんごは一足お先に逝きました。一昨年の2月です。
今頃2にゃんで暴れてるにゃ、きっと。
お骨は庭のハナミズキの横に埋葬したよ。よく木の幹で爪を研いでた思い出の場所。
けど、ペンダントって手があったか!いつも一緒に居られる。いいね👍️
そうでしたか….。りんごも..でも長生きしましたよね。
こちらはまだメソメソしてますよ。
というか、りんごのおかんさま。お元気そうで何よりです。
私の中で「りんごのおかん」さんといえば、
お嬢さんが2人とも美人だよな~
おまけにその旦那たちもイケメン揃い
バリバリ仕事してるんだろうな~
かっこいいい車乗ってるよな~
ミスチルいいな~
といつも憧れていました。
あれからいろんなことがあって私は仕事を辞めましたが
今は若い人たちに混じってウエブ業界で格闘しています。
今回のコメントは私にとってこの上ない幸せでした。
ありがとうございました。
おばあちゃんたちはお元気かなとか
もう猫を飼わないのかなとか
気になることはたくさんありますが、
気が向いたらまたコメントください。
北海道はまだチューリップすら咲いていません。
本格的な春が待ち遠しいです。
それではまた。
きなこのおかん