猫を飼うときに必ず必要なものってありますよね。お世話の道具とかもちろんご飯とか。
- 何を揃えたら良いんだろう
- どんなことに注意して選べば良いんだろう
- あまりお金をかけられない
と悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。
この記事では、半世紀以上猫と暮らしてきた私が、猫用品を選ぶときの注意点とおすすめの商品を厳選してご紹介しています。
猫が好きなら猫グッズを買うことも楽しみの一つです。是非最後までご覧いただき楽しい猫ライフの参考にしてくださいね。
猫を飼うために最低限必要なもの
猫を迎えるにあたり必要なものがいくつかあり、事前に用意しておく必要があります。
とはいえ、人間も成長するたびに買い換えるものがあるように、猫の場合も体の大きさや行動にあわせて新調するものもあるので、高価なものを買う必要はありません。また、少しづつ揃えれば良いものもあるので心配はいりません。
でも猫が可愛くて何でも買っちゃうんですけどね。
キャリーバック
家に連れてくる時や病院に行くときに必要です。気に入ればそこで寝たりもしますが、 毎日使うものではないのでそれほど高級なものでなくても大丈夫です。
いろいろなデザインや材質のものがありますが、猫のストレスをできるだけ少なくするために、以下のポイントに注意しましょう。
おすすめはこれ!長く使えて値段も手頃です。
爪とぎ
猫にとって爪とぎは必需品です。猫が爪を研ぐのは、
- 伸びすぎた爪のケア
- マーキング
- ストレス解消
など猫にとってなくてはならないもので、ソファーや壁紙など、ところかまわず研いでしまうのが猫飼いの悩みのタネでもあります。そうなる前に「お気に入りの爪とぎ」を用意してあげることです。
種類がいろいろありますが、「その子の好み」を見つけてあげましょう。
爪とぎで研いでくれない
買ってあげた爪とぎがお気に召さない場合は、「またたび」(猫的合法ドラック)の粉末を少しふりかけてあげるといいですよ。
壁や柱で研がれちゃった…
猫のいるおうちはたいてい壁紙がはがれていたり、ソファーの隅っこがボロボロになってたりします(もちろん我が家も)。残念ですが猫の習性なのであまり怒らないでくださいね。
壁で研ぎそうになったら抱っこして爪とぎに誘導し、「こうやって研ぐのニャ!」って二本の手を動かして教えてあげましょう。研いだら「上手だにゃ!」って褒めてあげてくださいね。
壁紙が少し剥がれかかっている程度だったらボンドでくっつける方法もありますが、酷くはがれてしまった場合、我が家ではこれをペタっと貼っています。
トイレ
猫が幸せな一生を送るために大事なのが「トイレ」です。猫が落ち着いて用を足せるか否かは、猫の体調に関わってくるからです。トイレは朝晩チェックして、便の状態やおしっこの量などを把握しておくことが重要です。
また、猫にとってはトイレも自分のテリトリーなので、なるべく人目のつかない静かな場所に置いてあげると良いでしょう。
猫のトイレは2種類あります。
我が家は両方使ったことがありますが、お仕事などで忙しい方には手間の少ないシステムトイレをおすすめします。
システムトイレならこれ一択です。
ノーマルタイプなら、「大きさ」「値段」「洗いやすさ」から見てこれがおすすめ!
猫砂
トイレを設置したら中に入れる砂を用意しましょう。最近は猫砂も種類が多く、固まる・固まらない、粒の大小、紙、鉱物、シリカゲルなど、素材もさまざまで猫によって好き嫌いがあります。
ある…肉球にはさまって痛いのがある…
おすすめの猫砂はこちら!
ブラシ
毛玉を防いだり皮膚病予防のために短毛種なら2~3日に一度、長毛種なら毛玉にならないように毎日ブラッシングしてあげましょう。
猫も年をとると毛艶がなくなってきますが、 ブラッシングしてあげるとサラサラになりツヤもでますよ。ただし、あまり強く梳かすと皮膚が傷ついたり、毛が抜けすぎる恐れもあるのでほどほどにね。
キャットフード
これからの毎日は、「自分のご飯より真っ先に猫のごはん」という生活になるはずです。朝4時半くらいから「ごあ~ん」って言われます。猫の食事として必要なものは以下のとおりです。
- カリカリ(ドライフード)
- 猫缶またはパウチ(ウェットフード)
- おやつ
- お水
- 子猫なら子猫用ミルク
いろいろな種類があって迷ってしまうと思いますが、具体的なブランドは、
- キャネット
- カルカン
- 懐石
- 銀のスプーン
- シーバ
- ねこ元気
- モンプチ
- 黒缶
- チャオちゅ~る(おやつ)
- モンプチクリスピーキッス(おやつ)
- 水分補給(パウチ)
などから選んでおけば大丈夫です。また、猫は水分不足で便秘になりやすいので、いつも新鮮なお水を置いておきましょう。
「かつおぶし」混ぜてくれたら何でも食べちゃうよ~
キャットフードの上手な買い方
猫は嫌いなものは絶対食べませんから、最初はまとめ買いせず一種類づつ試してみたほうが良いです。
ネットでの買い物は送料がかかるので猫砂などと一緒に買うか、キャットフードだけなら近所のお店で買うほうが良いでしょう。ただし、猫数が多くてまとめ買いする場合や療養食などはネット上で安く出回っているので便利です。
ネット通販とお店と上手に使い分けることをおすすめします。
食器
食器はどうしても「猫用」のものである必要はありません。我が家も人間の食器を猫用にしたり、子供用の食器を使っています。
ところがある日、猫がいるお家で良く使われている食器を買ってみたら食いつきが違うんですよね。おそらく高さと深さがちょうど良かったんだと思います。
それ以来、全部ではありませんが猫用の食器を使っています。
この2つは非常に重宝しました。あって損はないです。
おもちゃ
猫は音が鳴ったり動くおもちゃが大好きです。 特に最近の猫は室内で過ごすことが多いので、運動不足になりがち。
猫を飼っているとだんだんおもちゃが増えてくるので一度に揃える必要はありませんが、「ケリケリ」はどの猫もたいてい喜ぶので一つ用意しておくと良いでしょう。
猫を飼うためにあると便利なもの
ベッド
人間にとって睡眠が大事なように、猫にとっても安眠できる環境が必要です。猫用ベッドがなくても猫は好きなところで寝ますが、一つ用意してみるのもいいでしょう。そのうち好きな場所が決まってきます。
キャットタワー
2階があったり高い場所があるお家でなければ、運動不足防止にあったほうがいいでしょう。ただし、かなり場所をとるので、家の模様替えなどして部屋の隅におくか、外が見えるように置いてあげると喜んで登ると思います。
値段も豪華さもピンきりですが、大人になるにつれて登らなくなるのでシンプルなもので良いです。ちなみに組み立て式です。
万が一、猫が全然興味を示さなかったり登らなくなったら、観葉植物とか置くと素敵なインテリアになります★
首輪
住宅環境で絶対お外に出られない場合は別ですが、一軒家などで脱走の可能性がある場合は、名前と連絡先を縫いつけた首輪があると安心です。
ただし、
- 首周りの毛づくろいがしずらくストレスになる
- 抜け毛や皮膚炎をおこす可能性もある
- 首に合っていないサイズだとどこかに引っかかってしまう
というデメリットもあるので「つけっぱなし」にならないように、たまには外してのびのびさせてあげるなどの工夫が必要です。
首輪はこのお店がいいですよ。素材がやわらかくていやがらなのと、長持ちするのでいつもここで作っています。
最後に/まとめ
今回は初めて猫を飼う方のために、「猫を飼うために最低限必要なもの・選び方」について猫用品のご紹介をしました。
とりあえず「ご飯」と「トイレ」さえあれば何とかなります。楽しみですね、猫との暮らし。手間はたくさんかかるけど、猫との暮らしからしか味わえない幸せがたくさんあります。
猫に感謝する日がきっときますよ。
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